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ジスロマックはアレルギーを起こす危険性が少ない

落ち込んでいる女性

性器クラミジア感染症は近年の性教育普及に伴ってだんだんと知名度が上昇してきた、クラミジア・トラコマチス(クラムィズィア・トラコマティス)感染症のことです。
このクラミジアの感染者のうち10~20代が6割であるというデータもありますが、今その特効薬として注目を集めているのが抗生物質であるジスロマックです。
性器クラミジア感染症だけではなくマイコプラズマ肺炎やアグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス感染症の治療薬としても用いられます。

そんなジスロマックですが、一体どのような仕組みで効くのでしょう。
そして一体どのような副作用を持つのでしょう。

ジスロマックは対症療法薬に分類されるタンパク質合成阻害薬です。
クラミジア・トラコマチス、マイコプラズマウイルス、アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンスはいずれもよく似た構造のタンパク質合成開始複合体である70Sリボゾームに強引に結合します。
これにより70Sリボゾームの受容体が事実上働かなくなります。
これで病原菌の増殖を抑えることが出来るのです。

では、どのような副作用があるのでしょうか。
臨床検査と発売後の成績試験におけるデータでは6.9パーセントに副作用や不審な点が見つかっています。
内訳は下痢や軟便が3.28パーセント、白血球、好酸球の数増加が2.67パーセント、アラニンアミノ基転移酵素の増加が2.21パーセント、白血球数の減少が1.60パーセントとなっています。
いずれもジスロマックの効能が裏目に出たかたちとなっているのが特徴です。
中でも好酸球の増加はアレルギーを直接抑える形となるため、ジスロマックが原因でのアレルギー反応の発生はしにくいと言えるでしょう。

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